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開局当時の設備

開局当時、メーカー製のリグといえば、アメリカのコリンズ、ハリクラフター等、年収の何倍もする高嶺の花でした。したがって全て自分で設計製作せざるをえなかったわけです。写真右のアンテナ避雷用スイッチは、キロワット級でもオツリがきそうですね。

7075.5KHzのX'tal 1ケのみの固定周波数、しかも8Watt というローパワー、それでも開局当初はじゅうぶん楽しめました。受信部は普通の5球スーパー、いっぺんに数局聞こえる帯域の広さ。いまならさしずめブロードバンドといいたいところである。ローカルのJA1LZ・木村OMのヘルプで、この設備でも米国西海岸と通信できた。
TNX JA1LZ & K6KDS

開局時のアンテナ。竹竿で作った8mhの逆Lアンテナ。当局のスーパーローカル・JA1CIC、JA1DGZも逆Lアンテナを使用していたので、3局をむすぶ地帯は逆Lゾーンと呼ばれていた。


64年7月、3.5〜14MHz A1,A3のトランシーバーを製作する。出力は50Watt,変調はクランプ管方式とした。ケースはWestinghouse製舶用のものを流用、JA1CV・大平OMから頂戴した。

上記トランシーバーのブロックダイアグラム。
どうやらまともな設備に一歩近づいた。


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